過去ログ - 光の勇者と光の巫女
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75:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 00:24:16.58 ID:lzR3Wkj90


ブレア「偵察に来た、ということは恐らく私達が村に来ることを事前に察知していたのでしょう。それも実際に私達を確認して確信を得た。そしてこうなると…」

ダンテ「やつらは逃走の準備を始める」

レナード「団子をそのままにして逃げ出すってのか!?」

ブレア「自分達が捕まるよりはマシ、ということでしょう」

ダンテ「だから1日で解決できる、と言ったんだ。俺達がやつらを捕まえようが捕まえられなかろうが、やつらは半日もあれば痕跡すら残さずこの辺りから消えちまう」

ブレア「つまり、魔物の活性化というのは我々がここに到着した時点で、魔集団子を探し出せば解決するというわけです」

エル「じゃ、じゃあ鴉の人達はどうしたの…?」

ブレア「捕まえましたよ?一人残らず」

ダンテ「俺達があいつらを見つけた時、今まさに逃走の出発をする寸前だったぜ」

スウィフト「では…問題は全て解決した…と?」

ブレア「はい。魔集団子は回収、鴉は全員捕縛して帝都の騎士団に引き渡しました。もう大丈夫です」

スウィフト「よ、よかった…」


スウィフトはそれを聞いて心の底から安心しきったのか、珍しくだらんとしている


レナード「え、じゃあ俺達を助けに来てくれた時は…」

ブレア「やつらを全員気絶させたすぐ後のことでしたね、森に魔物の咆哮が響き渡ったのは。それでまさかと思って急いでやつらを木に縛りつけ、駆けつけたというわけです」

ダンテ「お前らを村に送り返した後でやつらを連れて帝都へ向かったのさ」

ブレア「騎士団の連中が書類だとか事情聴取だとかでものすごく時間を取られてしまい、報告するのが今の今まで遅れてしまいました。申し訳ありません。全部騎士団のせいです」


笑顔で全部騎士団のせいとサラッというブレアに、レナードとエルは顔ががやや引きつる



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