9:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 00:18:04.04 ID:5vJ3B+Ro0
バァーン、とものすごい音がして思わずエルの全身が驚きで跳ね上がる
「こんちわーっす!!!『暴王の城』でーっす!依頼を受けて参上しましたよーっと」
「ダンテさん!!礼儀とか以前の問題です!人の家のドアを蹴って開けるとかあんた人として最低だ!」
「おう、自覚してる」
「あぁ、もう!」
エル「な、なに…?なんなの?」
大きな音のあとはこの部屋まで届く大きな声が二つ
ま、まさか客人じゃなくて強盗…!?
と不安がエルの頭をよぎる
エル「ど、どうにかしてお父様とお母様と逃げないと…!」
ここで一人で逃げようとしない辺りがエルという少女の人の良さを表している
だがそんなエルの心配はすぐに杞憂に終わる
スウィフト「お待ちしておりました、ダンテ様、ブレア様。王都からの長い道のりお疲れでございましょう。お茶を用意しておりますので、どうぞ中へお入りください」
と領主であり父でもあるスウィフトがいつも通りの声でそう言うのが聞こえた
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