過去ログ - ありす「…誕生日パーティーを開いてもらえるんですか?」
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13:名無しNIPPER
2016/07/31(日) 23:31:24.86 ID:xavBEzi+0
ありす「Pさん……ありがとうございます。あの、開けてみてもいいですか?」

モバP「ああ」

ありす「うわあ、綺麗なリボン…。でも、おかしいですね。このリボン、初めて見るはずなのに、妙な懐かしさを感じます」

モバP「ありす、リボンの色を見て、なにか思い出さないか?」

ありす「色、ですか? 紺色ですよね、これ。この色がなにか……あっ」

ありす「これ……私がデビューした時のドレスと同じ色です。デザインも似てる…」



モバP「懐かしいよな…ありすがデビューした時の衣装。紺色のドレスに星を散りばめたようなデザインで、とても綺麗だった」

ありす「私も、あの衣装は初めての衣装でしたから…すごく想い出深いです」

モバP「あの衣装を見ると、いつも思い出すんだ…ありすと出会った時のこと。さっき、ありすは今日のことを俺に感謝してくれたけど、違うんだ。俺の方が、ありすに本当に色々なものをもらったんだ」

ありす「え?」

モバP「厳しいレッスンに耐えて、デビューして。下積みばかりでなかなか舞台に恵まれなくて辛い時期もあったけど、ありすはずっと諦めなかったよな。いつか、大きなステージで、自分だけの曲を歌うことを」

ありす「…それが、私の夢でしたから」

モバP「だから、ありすがその夢を叶えた時、俺はすごく嬉しかったんだ。この娘のプロデューサーをやってて、本当に良かったって。途中で諦めなくて、本当に良かったって」

ありす「Pさん…」

モバP「だから、あのデザインにしたんだ。ありすと出会えて本当に感謝してるから、ありすに会えて、ありすが初めてアイドルデビューした、あの衣装のデザインのリボンを渡したかったんだ」

ありす「そんな、Pさん……。私の方こそ、Pさんに出会えて、本当に…本当に……」ナミダポロポロ

モバP「ありす…」

ありす「な、泣いてなんかいませんから! 子供じゃありませんし、そんなこと…」メゴシゴシ

モバP「ああ、そうだよな。ありすは強いもんな」

ありす「そ、そうです! そうなんです!」

モバP「…でも、辛い時があれば、いつでも言ってくれよな。俺はありすの担当プロデューサーなんだから。それに……橘ありすの一番そばにいる、一番のファンなんだから」




ありす「……はい、Pさん!」




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