過去ログ - 【ごちうさ】千夜「なれないことはするものではないわね」【あんこSS 安価有】
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◆AkH/4.EZSk
[saga]
2016/08/01(月) 19:54:30.67 ID:X0yNrbW+0
恐らくあんこであろう。
どうせまたカラスにでも捕まり、そしていつもの様に何事も無く戻ってきたのだ……千夜はそう思いながらいつもの様にあんこを店内の台座へと戻すため扉の方へと足を向けた。
だがしかし、その日の千夜はすぐにその足を止めこう思った。
以下略
7
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2016/08/01(月) 19:55:12.84 ID:X0yNrbW+0
それからしばらくして甘兎庵はいつに無く多いお客さんで大忙しとなってしまう。
千夜も接客に追われ、気づけばあんこの事などすっかりと頭から抜け落ちてしまっていた。
………外は酷い豪雨となっていた。
以下略
8
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2016/08/01(月) 19:55:51.96 ID:X0yNrbW+0
千夜「あんこっ!?」
通りの真ん中あたりに落ちている小さな黒い塊。
遠目にはただの小さなゴミ袋か何かにしか見えないような物体。
以下略
9
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2016/08/01(月) 19:56:20.74 ID:X0yNrbW+0
あんこは激痛の中で冷たい雨に打たれ、自力でなんとかしようと試みたが、温室育ちでか弱いウサギであるあんこにとってそれは無謀なチャレンジであった。
程なくあんこはいつも以上に目を見開きながら、甘兎庵の方向を凝視しながら、雨なのか涙なのか涎なのかも分からぬほど顔を濡らしながら、その芋虫のような動きすら止めてしまうのである。
そして千夜が駆けつけたのはそれから1時間以上経ってからであった。
以下略
10
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2016/08/01(月) 19:57:21.76 ID:X0yNrbW+0
〜〜月日は経ち〜〜
甘兎庵店内の中心に設置されたあんこのためのお立ち台。
そこはかつて一羽の看板うさぎの指定席であった。
以下略
11
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2016/08/01(月) 19:58:00.90 ID:X0yNrbW+0
あの後…奇跡的に一命を取り留めたあんこ。
連日ココアやチノと共にお見舞いに来てくれたティッピーは看病を通し、あんこを理解し、そしてついに結ばれたのである。
そしてその子供たちも今ではすっかり元気になったあんこと供に新たな看板うさぎとして来店するお客たちを魅了しているのであった。
以下略
12
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2016/08/01(月) 20:08:55.80 ID:X0yNrbW+0
………
…………
………………
チノ「では千夜さん。またお見舞いにきますので」
以下略
13
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2016/08/01(月) 20:09:22.61 ID:X0yNrbW+0
だがそれも仕方が無いであろう。
なにせ医者が言うには生きているのが奇跡であるとのことなのだから………。
今ではティッピーやシャロを、大好きだった羊羹をはじめとした甘味を近づけても以前のように興奮し飛び掛ることもなく、あんこは寝息を立てるだけであった。
以下略
14
:
◆AkH/4.EZSk
[saga]
2016/08/01(月) 20:23:55.93 ID:X0yNrbW+0
今回は主に短編系でいきます。
一話完結ですので繋がりは基本的にはありません。
どういう内容かは以降安価で決定していきます。
↓1は「お題」を
以下略
15
:
名無しNIPPER
[sage ]
2016/08/01(月) 20:28:24.18 ID:hySfsr+b0
魔法少女チノ、チノの正体は実は魔法少女、今日も悪い怪人(蜘蛛男)を倒す為に愛と平和の為に今日も戦うのでした
16
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名無しNIPPER
[sage ]
2016/08/01(月) 20:36:34.51 ID:hySfsr+b0
えい
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