過去ログ - みほ「釣りガール、はじめます!」
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5: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/02(火) 09:34:26.26 ID:Anl4r+D30
みほ「けっこう先のほうまで歩いてきたけど…先端のほうはおじさんたちがたくさん居るね。かなり本格的そう」
優花里「特に今回我々は団体ですし、後から割り込むのはいただけません。少し手前に入りましょうか。おはようございます!
お隣いいですか?」
おじさん「おはよう!ええよー。お嬢ちゃんたちいい日に来たねー、おっとまた来たねえ」
おじさん2「早くしないとおっちゃんたちがぜーんぶ釣っちゃうからねぇ」
みほ「わぁ!おっきなアジ!優花里さん、私たちもがんばろ!」
優花里「はい!まずは仕掛けをセットしましょうか。西住殿、竿の先についてるカバーを外してください」
みほ「外したよ。伸ばせばいいんだよね?」
優花里「それでもいいですが、先に糸を通しておくと楽ですよ。リールのベイル…糸を巻くところを起こしてから留めてある糸を
外して…そうそう、竿についてるわっか(ガイド)に順番に通してください」
みほ「通したよ、ってあれ?一つ飛ばしちゃってる…これでよし、と」
優花里「はい、ではこのスナップ(開閉して物を留められる金具)付きサルカン(自由に回転して仕掛けの撚りを防ぐ金具)を結
びましょう。基本的に釣り糸の結びは複数回巻きつけて摩擦で留めます。西住殿の使うリールには4号ナイロンが巻いてあります
から、ダブルクリンチノットがいいでしょう」
みほ「ええと…穴に二回通して…4回巻きつけて…2重になってるわっかに入れる…と、これでいい?」
優花里「はい、巻きつけたところを少し濡らして、支線側(わっかに入れた先端のほう)を押さえて、本線側(リール側)をゆっ
くり引っ張って締めこんでいきます。締まったときに巻きつけた糸がきれいな段になっていることが大切です」
※釣り糸(ライン)について
釣り糸には主にナイロン、フロロカーボン、PEの3種類があります。初心者の方は道糸にナイロン3号〜5号をお勧めします。
号(数)とは糸の太さのことで、強度はlb(ポンド)で表されることが多いです。ナイロンやフロロの1号はだいたい4lb、PEは
製造方式や値段で変わりますが12lbくらいです。1ポンドは約450gなので、6lbだと2,700g、17lbだと7,650gですね。
・各種釣り糸の特徴
ナイロン:柔らかい 伸びる 比重が軽い(漂う) 安価
フロロカーボン:硬いので摩擦に強い、絡みにくい 伸びにくい 比重が重い(沈む)ナイロンより高価
PE:ナイロン以上にしなやかで摩擦に弱い、絡みやすい ほぼ伸びない 比重がナイロンより軽い(浮く、風に弱い)フロロより
さらに高価 ※引っ張り強度がナイロンやフロロの数倍
また、ナイロンは水を吸ったり紫外線で劣化しやすい、フロロは硬いので巻き癖が付かずリールになじみにくい、PEは扱いに慣
れていないと絡んで団子になりやすいなど弱点もあります。
他にもPEラインは引っ張られる力には強いのですが摩擦、またほとんど伸びないため急なショックに弱く仕掛け(つまり掛かっ
た魚)に近い方に違う種類の糸をつぎ足す必要もあり(その糸をショックリーダー、略してリーダーと呼びます)とちょっと上級
者向けです。ただし主にルアー釣りに使われるものなので今回はあまり関係がないです。近頃はどの種類も(以前と比べれば)安
価で高性能なものが手に入れやすくなっていますので、使う道具や釣り方に合わせて選びましょう。
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