過去ログ - 理樹「二木さんでもとりあえずナルコレプシーのせいにしたら許してくれた」
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16:名無しNIPPER[saga]
2016/08/04(木) 22:43:17.12 ID:clQXF4Fk0
風呂場

理樹(服を脱いで自分の腕と足を観察した)

理樹「うーん……」

理樹(昨日はヒョロヒョロなんて言われたが、これからは腕立て伏せやジョギングをして太くなろう。そう決意した)

理樹「とりあえず入るか」

ガチャッ

佳奈多「えっ?」

理樹「…………」

理樹(その瞬間、僕はかつてないほどのスピードで脳内で思考を加速させた)

理樹(これはまずい。ドアを開けたら身体に泡を擦り込ませた二木さんが振り向き、僕と目が合った。今からどれだけ早く扉を閉めても間に合わない。殺される)

理樹(しかし後ろ姿とは言え、普段の厚着の先を見れたのはとても喜ばしい。あの傷の方も塗り薬の成果が出ているのか順調に目立たなくなっている。事情があるとは言え色々と頑張ってきたんだ。これくらいのご褒美はないとね)

理樹(それらのことを頭の中で0.5秒ほどグルグル回転させてからようやくこの状況を打破する方法を考えることにした。遅くても2秒後にはビンタが待っている。どうする、どうする僕?ライフカードが欲しい!)


………………………………………


…………………



1秒後

理樹(長きに渡って考え出した結果、これが最善策となった。下手するとビンタより酷い結果になり兼ねないが、ただ死を待つよりも行動した方がいい。僕は目を瞑り、全身の力を抜いて前に倒れた)

バタッ

ゴンッ

理樹「…………っ」

佳奈多「き、きゃあ……?」

理樹「………………」

理樹(受身を取らずに倒れたのでおでこがとても痛い。しかし、無事に二木さんの攻撃を躱せたようだ)

佳奈多「も、もしかしてまた寝たの?」


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