過去ログ - 理樹「二木さんでもとりあえずナルコレプシーのせいにしたら許してくれた」
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33:名無しNIPPER[saga]
2016/08/08(月) 22:15:34.45 ID:UrsFNjB80
佳奈多「………………………」

理樹(二木さんはそのあと無言で起き上がり、多分僕を睨んだ)

佳奈多「……まったく、もう少しでバレるところだったわ。どういうつもりで来たの?」

理樹(もちろん本気で問いただしている訳ではないので無言、無表情を決め込む)

理樹「…………………」

佳奈多「突然寝てしまうというのは知ってるけど勝手に私の部屋に来た時点で罪は重いわ。今は勘弁してあげるけど起きたら覚悟しなさい……」

理樹(やはり寝たふりだけじゃダメだった。ならこれだとどうだ!)

理樹「むにゃむにゃ………」

佳奈多「ん?」

理樹「………二木さん……」

佳奈多「寝言……?」

理樹「いつも迷惑をかけてるから今日は二木さんの部屋を掃除してプレゼントを置こうかな……むにゃむにゃ」

佳奈多「な、なんですって!」

佳奈多「実は変態な行為をする気はさらさら無くて、むしろ日々の苦労をねぎらうためにわざわざ掃除してサプライズプレゼントまで用意してようとしていたなんて!」

佳奈多「ああ、私はなんて愚かな……ただ好意でここまで来たのに力尽きた直枝をただの勘違いでベランダで寝かせようとしていたなんて……」

理樹(チョロい)

理樹「うぐぅ………あれ、ここは……?」

佳奈多「あっ、直枝……」

理樹「うわー!二木さん!なんでここに?……はっ!そうか、僕はいつの間にか寝てしまっていたのかー!」

佳奈多「いいのよ。人間誰しも人の部屋で寝てしまうことはあるわ。今日はゆっくり休みなさい。あとでご飯が出来たら呼ぶから」

理樹「あ、ありがとう……でも怒らないの?」

佳奈多「怒る?ふふっ、ただ私の部屋で寝てただけの人を怒るわけないじゃない」

理樹「そっか。ありがとう二木さん」

佳奈多「いいから自分の部屋に戻りなさい」

理樹「はーい」

理樹(僕は部屋に戻った。まさかここまで上手くいくとは……)


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