過去ログ - 理樹「二木さんでもとりあえずナルコレプシーのせいにしたら許してくれた」
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52:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 14:56:40.54 ID:eCAnLoHu0


ガヤガヤ

「〜〜〜!!!」

茂みの影

理樹(彼らが家の前で捕まる一部始終を見て葉留佳さんが一言)

葉留佳「うはぁ〜…なんか爽快感がありますナ。この光景は」

佳奈多「…………やっと終わったのね」

理樹(今回の事件の首謀者。並びに僕らの生活を脅かしてきた人達が全員パトカーで連行されるのを見送ってからやっと僕らは立ち上がった)

葉留佳「いやはや!それにしても理樹君お手柄ですヨ!あのままはるちんがドア開けてたらどうなることかと……」

理樹「あ……うん……」

葉留佳「およ?どうしたんですカ?」

理樹(確かにさっきの男を気絶させたのはお手柄だったかもしれない。結果的に逆に彼らをおびき寄せて一網打尽に出来たのだから。しかし……)

理樹「そ、その……」

佳奈多「直枝」

理樹「あっ、はい!!」

理樹(お、終わった……)

佳奈多「さっき、ピンチになってから寝ていたあなたは急に起き上がってよく分からないことを叫びながら果敢にあの人に飛び込んで行ったけど……」

理樹「えっと……そ、それは……!」

佳奈多「病を乗り越えて私の声に気付いてくれたのね!」

理樹「…………えっ?」

佳奈多「病で悪夢にうなされながらも私が心の中で念じていた思いが伝わったということよね?そこであなたは必死で小さい頃から支配されてきた眠気に打ち勝ち、見事立ち上がったというわけね!」

理樹「え、えーーっと…………」

理樹「……まあ…そんなところ……かな?」

葉留佳「おおーーっ!!まさか裏でそんなドラマチックな展開になっていたなんてー!!流石理樹君!やり時はやってくれますネ!」

佳奈多「改めてお礼を言うわ。ふふっ、今日は特別に赤飯炊いちゃうわよ」

葉留佳「ウッヒョー!!」

理樹「…………………」

理樹(……………とりあえず真の危機は消え去った。最初は僕のくだらない思いつきで始めた事がこんなにまでなるとは塞翁がペガサスだ。そして、今回の騒動で一つ決心したことがある)

理樹「そ、それじゃあ今から3人でおかず買いに行こっか…!」

理樹(これからはもう絶対嘘はつかないということだ)






終わり


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