過去ログ - 【モバマス】奏「サマーインザミラー」
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1: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 09:39:08.14 ID:pyn6MV5Z0




      「ねえ、キスしてくれる?」



 彼女はいつものようにそっと近づいて。

 妖艶に囁いて。



 でも、唇が重なる事は無い。 

 俺の反応を見て、いたずらっぽく笑むだけ。

 それが、速水奏という子だ。



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2: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 09:57:42.89 ID:pyn6MV5Z0

 十七歳だが、その顔立ちは、とても高校生には見えない。

 スーツを着て並べば、俺と同い年に見られてもおかしくないだろう。

以下略



3:名無しNIPPER
2016/08/03(水) 10:02:37.04 ID:/HKIoMMy0
期待


4: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 10:11:36.29 ID:pyn6MV5Z0


 こちらを怪しむ視線が強くなる。

 なんとか誤魔化そうと俺は話題を探した。
以下略



5: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 10:36:56.04 ID:pyn6MV5Z0

 奏も、映画の感想を語るのはやぶさかではないのだ。
 
 もちろん、聞いてる俺にしてもだ。
 
以下略



6: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 10:46:57.64 ID:pyn6MV5Z0


「仮にENDマークが出たしても、奏ならパート2、3と続いてくよ」

「あら、嬉しいことを言ってくれるわね」
以下略



7: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 11:01:38.31 ID:pyn6MV5Z0

  (無難だな)


 最初に奏のプロフィールを見て思った事だ。
以下略



8: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 11:13:02.71 ID:pyn6MV5Z0


「人生はチョコの箱。空けるまで中身は分からない、っていうでしょ?」


以下略



9: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 11:30:20.81 ID:pyn6MV5Z0

 映画好きと言うのを、大っぴらに語る事は無い。

 それでも、インタビュー記事などから漏れだすその話題が彼女を一層ミステリアスに、

以下略



10: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 11:48:37.64 ID:pyn6MV5Z0


 奏は何か思いつめた表情で、事務所の中を見回していた。

「……ナンパってどこで?」
以下略



11: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 12:06:30.93 ID:pyn6MV5Z0
「おい、奏……」
 
 俺は思わず彼女の側に寄るが、奏は離れる様に身を背ける。

「なあ、奏。一体何が……」
以下略



12: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 12:07:33.38 ID:pyn6MV5Z0

「やっぱり嘘か……」

 最初からおかしいとは思っていた。

以下略



13: ◆saguDXyqCw
2016/08/03(水) 12:31:45.93 ID:pyn6MV5Z0

「コップの裏に名前があるのが見えて、ついやってみたくなっちゃったの」


「あのな、奏。いたずらは結構だが、今回のは行き過ぎだぞ」
以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2016/08/03(水) 13:06:17.60 ID:mv8s7VwIO
ユージュアルサスペクツおつ


15:名無しNIPPER[sage]
2016/08/03(水) 20:45:56.78 ID:TzkcfG/dO
俺の姿が見えたなら…お前ももうおしまいだ!
こうですかわかりません


16: ◆5TE9TVx4aFPK
2016/08/05(金) 00:00:02.99 ID:9shjdrcW0

幸いな事に、奏のアイドル人生にENDマークが出る様子はなかった。

それどころか、まだオープニングが終わったばかり。勢いはとどまる所を知らなかった。

以下略



17: ◆saguDXyqCw
2016/08/05(金) 00:22:07.38 ID:9shjdrcW0

変わった予定と言うのが、写真集の発売であった。

その撮影の為に、ある離島に向かうことに。

以下略



18: ◆saguDXyqCw
2016/08/05(金) 00:50:33.52 ID:9shjdrcW0


奏のプロデューサーになってから、俺も良く映画を見るようになっていた。

俺がすぐに答えたからか、奏も声を弾ませる。
以下略



19: ◆saguDXyqCw
2016/08/05(金) 01:08:09.79 ID:9shjdrcW0

飛行機を降りてから更に船を乗り継いで、目的地の島に着いたのはお昼頃だった。

まずは荷物を置くために、民宿へ。

以下略



20: ◆saguDXyqCw
2016/08/05(金) 01:30:02.39 ID:9shjdrcW0

荷物を置くと、早速撮影に入った。

流石と言うべきか、奏は求められたポーズを次々とこなし、順調に撮影は進んでいく。

以下略



21: ◆saguDXyqCw
2016/08/05(金) 02:40:00.87 ID:9shjdrcW0


「ご苦労様、良かったよ」

「当然でしょ? 貴方より目の厳しいカメラマンさんがOKしてくれたんだから」
以下略



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