過去ログ - タカヒロ「ココア君になったお話」
↓ 1- 覧 板 20
61: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/08/05(金) 19:52:59.81 ID:T6ViH/dF0
千夜「人でもなんでも、代わりの役割が果たせてしまうものってあると思うの」
千夜「本当にかけがえのないものっていうのはきっと、思い込みなんじゃないかしら」
千夜「例えば、進学なんてそうじゃない?一か月もたてば、さみしい気持ちも薄れる」
62: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/08/05(金) 19:53:27.35 ID:T6ViH/dF0
千夜「……だから、今のココアちゃんが築いて、続けている関係というのは本物よ」
ココア「本物……」
千夜「チノちゃんも、無意識にココアちゃんに誰かを重ねたりしてるんじゃないかしら」
63: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/08/05(金) 19:53:55.41 ID:T6ViH/dF0
ココア「早速相談が……」
千夜(どんと来い!)
64: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/08/05(金) 19:54:22.09 ID:T6ViH/dF0
__ ┐
r y'´ `ヽ
ノ ・_,_,・ )ハ、
65: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/08/05(金) 19:55:08.41 ID:T6ViH/dF0
月見から数日後の夜、ラビットハウス
66: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/08/05(金) 19:55:46.43 ID:T6ViH/dF0
ココア「チノちゃん、入っていいかな?」トントン
チノ「ココアさんですか?どうぞ。私もちょうどそちらへ行こうと思ってたところです」
ココア「最近はなんだか忙しそうだったから、珍しいね。たまには息抜きしないとね!」
67: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/08/05(金) 19:56:14.19 ID:T6ViH/dF0
チノ「これを渡そうと思いまして」
ココア「わあ、プレゼント?」
チノ「ココアさんは最近がんばっているので、私からの臨時報酬というか、その、そういったものです」
68: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/08/05(金) 19:56:43.26 ID:T6ViH/dF0
ココア「なにかな〜。これは……マフラーだ!」
チノ「これから寒くなりますし、何本かあっても困らないかと思いまして」
ココア「モフモフであったかいね!明日から早速使っちゃうよ!」
69: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/08/05(金) 19:57:11.93 ID:T6ViH/dF0
ココア「え!これ手編みだったの?」
チノ「既製品には耐久性などは劣るかもしれませんね」
70: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/08/05(金) 19:57:41.55 ID:T6ViH/dF0
チノ「さっきは報酬なんて言ってしまいましたが……」
チノ「これは、えっと……お礼です」
チノ「ココアさんからは、いろいろなものをいただいてますから……」
96Res/49.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。