過去ログ - 【安価】 京太郎「魔物と」 咲「牌に愛された少年」 姫子「第二十二話!」
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99: ◆wTbHWj0PbM7d[saga]
2016/08/27(土) 00:03:52.72 ID:ROIudNUWo
< わいわい

< キャッキャッ


はやり 「あのガキ共……★」イライラ

健夜 「……」

健夜 (宮永さん、そして大星さん……それに、去年十分器だと判断した天江さんも……)

健夜 (という事は、姉の方の宮永さんと姉帯さんからも、強い波動を感じなかったのはもしかして……)

はやり 「すこやん?」

健夜 「私達が、宮永さんから離れてく……」

健夜 「霧散したわけじゃなかった……。自ら器から出ていっている。同調出来なかった?」

健夜 「原因は……そう…そういう事だったんだ……」

健夜 (須賀君を利用したことが逆効果だった……)

はやり 「どうしたの?」

健夜 「ねぇ、はやりん……はやりんが高校生の時、須賀君みたいな子はいた?」

はやり 「……」

はやり 「いたら、はやりは今頃……」ジワッ

健夜 「私もだよ……。イレギュラーは、須賀君だったんだ……」

はやり 「ダーリンが?」

健夜 「うん…。厳密に言うと、彼がという訳では無くて、彼の様な存在が……。須賀君が彼女らとここまで親密だったなんて思わなかったよ……」

健夜 「はやりんが高校生の時、仲の良い男子っていた?」

はやり 「う、うぅ……さっきから酷いよすこやん!」グスッ

健夜 「……」

健夜 (私達の源は言わば『人の負の感情の塊』)

健夜 (圧倒的な才能の差、努力を嘲り笑うかのような不条理な結果、そして常識では考えられない麻雀を打つ人に敗れた、言わば普通の人達)

健夜 (その人達が味わった絶望、そしてその力への渇望がヘドロの様に堆積していったもの)

健夜 (そしてその元は、この器と同じように、異性が身近にいなかった子も多い……)

健夜 (男女交際に憧憬の念を抱くものの、そういった存在を持つ物に対しては無意識の内に壁を作る……)

健夜 (彼女達の心の中に彼がいる……だから完全に同調する事が出来なかった……)

健夜 (宮永さんと須賀くんの対局、宮永さんの力を昨日程強く感じなかったのは、宮永さんを相容れない者として認識したから……)


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