過去ログ - 海辺の町と赤く染められた国
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30:名無しNIPPER
2016/08/07(日) 12:55:20.23 ID:k0/bWBKq0
「辞めろおおお!乗る訳ねーだろうが!」
「大丈夫だって…何でそんなにスグに諦めるんだ?お前はいつもそうやって何でも諦めようとする…」
「そんな教師の体で言われても無理!」

運転席から降りて来た信一に僕の自転車はポイッとされた。

「ヒドい!何でそんな事するの??」
「っるせえ!このストーカー野郎!新車が傷ついたらどうすんだ!」

信一はハッチの部分を確認する様に触った。僕はその隣に立って指で示す。

「多分、ここタイヤの跡ついたよー」
「ぬあああああああああ!テメエ何すんだあああああ!」
「大丈夫だって、あと百万年もしたら金属もゴムも同じ様になるらしいよー」
「るせええええ!人類滅亡規模で語るんじゃねええええ!」

信一は頭を抱えていた。



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