過去ログ - 少女「ボクはキミの抱枕にされるために従者になったわけじゃないぞ!」
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16: ◆PPpHYmcfWQaa[saga]
2016/08/07(日) 22:37:41.04 ID:Z/qsBBHEo

少女「な、なに…? わっ、何してるの。お客さん!」

剣士「……そうか。お前だったのか」

少女「え!? わわ、変な…かん…じが…」

強く抱かれると、すぅっとボクの中から何かが抜けていく。

少女(あぁこれはボクが爆発するときと近い…なんだろ…)

すこしだけ気持ちがいい。
余りあまった魔力が少しづつ体から溢れて、光の粒となって彼の体に吸い込まれていくのが見える。

少女「なん…で…?」

いま起きているこの状況がわからない。
どうしてボクはいきなり知らない人に抱きしめられているのか、そして魔力が抜けていくのはなぜ?


剣士「おい、すぐに家に戻って荷物をまとめろ」

少女「え? いやボクはここの住み込みだけど…」

剣士「なら都合がいい。急げ」

そう言って銀髪の剣士はボクの膝の上に皮袋を置いた。
手に取るとずっしりと重い。
恐る恐る開いてみると、見たこともない量の金貨がぎっしりと詰まっていた。

少女「え゙えっ!?」

剣士「契約金と報酬の前払い金だ。うけとっておけ」

少女「ちょっ、ちょっ!? ええ!? ひゃうー」

突然の起きたハプニングにボクのあまり使っていない脳みそはくるくると混乱してしまい、まぬけな悲鳴がでた。

 


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