過去ログ - 少女「ボクはキミの抱枕にされるために従者になったわけじゃないぞ!」
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41: ◆PPpHYmcfWQaa[saga]
2016/08/09(火) 22:26:25.15 ID:W4MCapsKo

少女「わぁ、なんてすこやかな朝」

少女「ってそうじゃない! お、おしっこ…」

少女(どこでしたらいいんだろう…)

見渡しても公衆トイレなんてあるはずもなく。
それどころか建物の陰すら見当たらない。


少女「ね、ねぇマド! 大変だよ!」

剣士「…なんだ…zzz」

少女「トイレがないんだ!」ユサユサ

剣士「はぁ…? んなもんその辺でしとけばいいだろ」

少女「ば、馬鹿いうなよ! その辺でって…」

剣士「立ちションの一度や二度くらいしたことあるだろ…」

少女「するか! ボクは、おん――」

少女「むぐ……あぁわかったよ! た、立ちションくらい男なら誰でもするからね」


出会った時からボクは彼に対して自分の本当の性別を打ち明けられずにいた。
外見をボーイッシュに努めているのは女将さんによる教育だ。
女の子だと酒場セクハラされるし、もめ事を起こされたくないからという理由。
でもそんな悪い好意を働くお客さんはほとんど見かけなかったし、実際のところは女将さんはただ息子が欲しかっただけかもしれない。


少女(誰もいないよね…?)


念のため回りを見渡す。
ボクは恐る恐る下着を脱いで、草むらに向かって腰をおろした。


少女「女将さん……」

少女「元気にしてるかな…ってまだ一日も経ってないけど」


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