過去ログ - 少女「ボクはキミの抱枕にされるために従者になったわけじゃないぞ!」
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42: ◆PPpHYmcfWQaa[saga]
2016/08/09(火) 22:30:38.14 ID:W4MCapsKo

少女(はあ…開放感…)

少女(でもなんだか心臓バクバク。人いなくてよかった…)


少女「…マドに正直に告げるべきかなぁ……どうせいつかは性別なんてバレるんだし…」

少女「でも…ボクが女の子だってバレたら…」

ふと酒場で日夜くりひろげられていた卑猥な会話を思い出す。
女の口説き方だとか、女のよろこばせ方だとか、酔ったおじさんたちはボクに対して意気揚々と語ってくれた。

『ユゥユくんもあと数年したらイイトコつれていってやるぜ』なんて大きなお世話だった。
ボクは呆れ顔でいつもハイハイと適当に受け流していた。
ボクが勤めている昼間でも、飲んだくれたおじさん達は平然とそういった話をして、その度に女将さんに怒られていた。

少女「〜〜〜っ」ブンブン

少女「だめだめ。男なんてみんなエッチで変態なんだ」

少女「バレたら絶対……セクハラされる…!」ゾゾ

少女「男のフリを続けよう……せめてあいつが信用できるやつってわかるまで…」

少女「独身…だよね……? ボクよりは結構年上そうだけど…」


正直のところ、秘密だらけの彼のことをまったく信用していない。
あの黒尽くめの人たちは本当にボクを狙っていたのかどうかもわからない。
即断即決で旅立ったのは軽はずみだったのかもしれないと後悔の念が湧き上がる。


少女「…でも起きちゃったことはもうしかたない」

少女「これからどうするかだよね…」

少女「うん。すっきりした…大自然でするのは意外と気分がいいなぁ」


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