過去ログ - 少女「ボクはキミの抱枕にされるために従者になったわけじゃないぞ!」
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49: ◆PPpHYmcfWQaa[saga]
2016/08/09(火) 22:53:34.16 ID:W4MCapsKo

剣士「俺とお前の境遇を理解したか」

少女「うん…少しだけ」

剣士「つーわけだから、俺は毎晩お前を抱くぞ」シャクシャク

少女「え゙……」

剣士「ガキでも利害一致くらいわかるだろ」モグモグ

剣士「お前に触れていたら俺は魔力を補充できる。お前は魔力がほどよく抜けて爆発を予防できる」

剣士「良いこと尽くめだ」ニコッ

少女(それってボクの気持ちはどうなんだよー…)ムスッ



   ・   ・   ・



朝食を終えて再び荷馬車で揺られること数時間。

彼は御者台に、ボクは荷台の中にわかれてそれぞれ暇をもてあましていた。
マドは手綱を取りながらひたすら何かを食べていて、あまりボクの話し相手にはなってくれかった。

それに昨日今日出会った仲だ。
何を話せばいいかわからない。何か尋ねようにも、どこまで踏み込んでいいかわからない。
ボクは接客で生きてきたから人見知りをするタイプではないけど、マドのような若い男の人は正直少し苦手だった。


少女(旅ってもっといいものかとおもってたのに退屈だ。本でももってきてたらよかった)

少女(風景はこんなにいいのになぁ。代わり映えしなくて見飽きちゃったよ…)

魔剣『ユゥユと言ったか。足が悪いとマドから聞いている。本当か』

少女「うわっ!? な、なに!?」


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