過去ログ - 勇者「ほう、貴様が魔王か…よくぞ我が元へと辿り着いた。」
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4: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/07(日) 23:50:12.51 ID:Ikbboa1aO

魔王「許せない…例えこの命に代えても、お前だけは倒してみせるっ!!」

勇者「勇ましい事だな。貴様のように強き心を持つ魔族など見た事もない…だからこそ、貴様のその鋼の意志が折れ、我が希望の前に改心する姿を想像するだけで胸が踊る。」

魔王「黙れっ!!俺はお前なんかに屈したりはしないっ!!」ギリッ

勇者「威勢がいいのは結構だが…貴様1人でこの我に打ち勝てるなどと本気で思っているのか?我は人の子を束ねる光の王だぞ?」

魔王「1人じゃない…」

勇者「何?」

魔王「俺に村ごと滅ぼされた人達、俺に必死に命乞いをした人達、俺に殺されるよりも自らの手による死を選んだ人達…数え切れない人達の想いが俺を強くするんだ!」

魔王「皆が俺にくれた絶望を無駄にしない為にも…絶対に負けられないっ!!」

勇者「…ククク、さぁ始めようか。いざ見せてみろ…貴様のその忌々しき闇の力、譲れぬ想いとやらをっ!!」ズオッ

魔王「望むところだ!もう誰も笑う事のない…皆が恐怖に怯えながら暮らせる世界を俺は掴み取ってみせるっ!!」バッ



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