過去ログ - 勇者「ほう、貴様が魔王か…よくぞ我が元へと辿り着いた。」
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7: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/07(日) 23:55:29.80 ID:Ikbboa1aO

魔王「町娘、まさかお前に助けられるなんてな…足がすくんで俺から逃げる事もできなかったくせに。ありがとう…お前と同じように、皆が苦しんで死んでいけるような世界を作ってみせるから…だから、もうちょっとだけ空の向こうから見守っていてくれ。」

勇者「ククク、泣かせる話じゃないか。だが強がりはやめておけ…今の攻撃を凌いだところで、貴様に勝機などありはしない。ほんの少し生き長らえただけだ…次の一撃で終わる。」

魔王「…それはどうかな。」ニヤッ

勇者「…何を企んでいる?」

魔王「俺にはまだ奥の手がある…下手したら俺自身も危ない諸刃の剣だけどな。」

勇者「面白い、この期に及んで一体何をしようと言うのだ?」

魔王《おいっ!!聞こえるかっ!!》

勇者「?!」

魔王《魔法の力を使って皆にこの声を届けてるんだ、聞こえたら頭の中で返事をしてくれ!》

勇者「まさか…世界中に呼びかけているのか?」

魔王《実は俺は今勇者と戦ってるんだが…正直言って分が悪い状況だ。それでも俺は最後まで可能性に賭けたい…だから少しずつでいい、皆の力を俺に貸してくれっ!!》


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