過去ログ - 【ラブライブ】海未「人生ちょっとの勇気と情熱でしょう」【IF】
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30:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/08(月) 10:50:11.91 ID:BC7VO1cs0
柄にも無く今まで相談できないで溜まっていたモノを吐き出すと彼女は

「貴女の人生だから結局は貴女の判断になるけれど私が貴女の立場なら今の貴女の、この逃避を許容する」

「そして上辺だけの付き合い、どうでも良い記憶、必要のないと感じたモノは消し去るわ」
以下略



31:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/08(月) 10:58:07.83 ID:BC7VO1cs0
わかっていた

あの夜…

友達…、穂乃果と、ことりとの関係が終わってしまったのだと気づいたあの日の夜
以下略



32:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/08(月) 11:05:07.31 ID:BC7VO1cs0
彼女は捲くし立てるよう言った後、優しく言葉を続ける。

「人はなぜ関係を作るのかは知っている?」

「…なぜでしょうか」
以下略



33:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/08(月) 11:07:02.57 ID:BC7VO1cs0
何も言わずに真剣に彼女の眼を見ながら訊き続ける。

「今貴女が選べる道は二つ」

「一つはこのまま捻くれ続けて自分を殺すか、もう一つは全て受け入れ新しい自分を創りだすか」
以下略



34:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/08(月) 11:09:33.11 ID:BC7VO1cs0
峠道の行く先には町を少しだけ見下ろせる場所。

丁度暖かい色をした夕陽が出ていて

それを見て心が温かくなった気もする
以下略



35:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/08(月) 11:11:07.20 ID:BC7VO1cs0
「なぜ笑っているのですか?」

「貴女が吹っ切れた顔をしてるから。 今、とても良い顔してるわ」

「そうですか…」
以下略



36:名無しNIPPER[sage]
2016/08/08(月) 11:21:31.75 ID:rAMMaQphO
面白い


37:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/08(月) 11:21:55.23 ID:BC7VO1cs0
「不躾ですが、その志とは…?」

「アイドルになるって決めたの」

想像もつかなかった単語が出てきて内心困惑する。
以下略



38:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/08(月) 11:24:31.52 ID:BC7VO1cs0

「その時に二人と?」

「うん」

以下略



39:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/08(月) 11:25:59.11 ID:BC7VO1cs0
そういって右手を差し出してきた

私はこの手をとって良いのでしょうか

いや、大丈夫。
以下略



40:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/08(月) 11:27:18.05 ID:BC7VO1cs0
目頭が熱くて、心臓がバクバクして、とても嬉しくて

涙など涸れていたと思っていたけれど

泣いてしまった。
以下略



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