11: ◆Uc5xwuX3/E[sage]
2016/08/09(火) 01:44:58.87 ID:mPGYeg3qo
狼姉「で、結局お前も祝いに来ただけか?」
秘書「おっと、ボクとしたことが忘れていたよ」
ヴァ姉「役立たず」ボソッ
秘書「理事長が倒れた」
男「」
狼姉「」
ヴァ姉「へぇ」
後輩「え、理事長って、アニキたちの関係者なんスか!?」
男「あ、ああ、うん、僕らの姉さん…」
狼姉「精神年齢は一番低いがな…しかし、風邪もひかないバカのアイツが倒れるなんて…」
後輩「ええ!?ちょ、さっきから置いてけぼり感ハンパないッス!!何がどうなってるッスか!?」
男「と、とにかく姉さんの容態は!?」
秘書「ああ、いや、たいしたことはないよ。禁断症状が出ただけだから」
男「え、まさか、姉さんが…!?そんな…」
狼姉「あいつ、いつの間にクスリなんて…!」
秘書「やっと弟君が帰って来ると思ったら我慢できなくなってそのまま倒れた、っていう感じかな?」
男「うん、意味は分からなかったけど無事なのはよくわかったよ」
狼姉「驚いて損したわ!」
ヴァ姉「案の定ね」
後輩「なんかよくわからないけど、無事なら良かったッス」
秘書「うん、でも、できればすぐに帰ってきてほしいんだ。車はボクが用意したから」
男「なにからなにまですみません…」
狼姉「世話かけてすまん…」
秘書「ふふっ、あれでも僕の雇い主なんでね」
ヴァ姉「私からも礼を言う。ありがとう」
秘書「…明日は嵐だな」
ヴァ姉「最低限の礼儀は通すわ。例え貴方でもね」
秘書「なんだ、『悪いな、このリムジンは四人乗りなんだ』とか言えない空気になってしまったね」
ヴァ姉「その時は私が運転するから安心してここに残りなさい。一人でね」
狼姉「やっぱり綺麗には終わらないな」
後輩「ッスねー」
男「姉さん…!」ウルッ
「「!?」」
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