2:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:06:41.14 ID:qOZ4FJns0
例えばですが、文香さんと並んで肩寄せ合って座ってる時にですね、文香さんを横目で見てキスをおねだりしてみたのですよ。
で、いつまでもこないので目をうっすら開けてみると、文香さん真っ赤になってぷるぷる震えてんですよ。
文香さんのヘタレっぷりに呆れつつも、「あーもう！文香さんかわいいですねぇ！」とか叫びたい私もいるわけでして。
3:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:07:12.36 ID:qOZ4FJns0
まぁ、そんな感じでそこから進んでいないわけですね。
奏さんにその場面見られてニヤニヤされるし。
というか、奏さんはいつのまに桃華を手籠めにしたんでしょうか。
4:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:08:18.61 ID:qOZ4FJns0
いや、私だって文香さんとイチャイチャというか、もっと親密になりたいですよ？
だから、私からも積極的に！ 積極的に……
ああ、そういえば私も顔真っ赤になってそれ以上進めないヘタレでした。
5:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:09:11.49 ID:qOZ4FJns0
文香さんかわいいいですよね？ ですよね！
……これ私文香さんにちょっと熱過ぎますね。
落ち着け、私はクール・タチバナだ……だからこれ黒歴史！
6:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:09:58.46 ID:qOZ4FJns0
やっぱ、デートするべきなんでしょうかね。
実は、まだデートというものをしたことがないのですよね、オフが中々重ならないもので。
うーん、ここは癪ではありますが奏さんと桃華にお願いしてダブルデートしてもらうべきでしょうか。
7:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:10:54.70 ID:qOZ4FJns0
「……ありすちゃん？」
ふえっ？
「ふふふ文香さん！？」
8:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:12:16.29 ID:qOZ4FJns0
「文香さん今日お仕事じゃなかったですか？」
「それが……先方の方のトラブルで撮影が延期になったのです」
ああ、なるほど。そういう理由なんですね。
9:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:14:48.24 ID:qOZ4FJns0
「せっかく……ありすちゃんがキスしてほしいって言ってくれてるのに……私は、恥ずかしがってばかりで……」
まぁ、私も積極的に行けなかったとこもあるので文香さんだけの責任ではないんですけれど。
「なので……今度は私からです。ありすちゃん、キスしましょう」
10:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:15:14.40 ID:qOZ4FJns0
「文香さん」
「……」
大丈夫ですよ、文香さん。
11:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:15:56.54 ID:qOZ4FJns0
「……やーっと、キスしたのですねあの二人」
「そうね、思ったよりかかったわね 文香ヘタレだしね」
「ありすも大概ヘタレですからね お互い奥手なのに好きあってるから紅茶じゃ渋みが足りませんわ」
12:名無しNIPPER[saga]
2016/08/09(火) 03:17:53.89 ID:qOZ4FJns0
「出っ歯亀とは……奏さんも桃華ちゃんもいい趣味お持ちですね」
「ふ、文香 いや、なかなか進展しない友人たちの心配をね？」
「余計なお世話です！ で、いつから見てたんです？」
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