過去ログ - 希「スーパーアイドルと生徒会役員」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:40:12.28 ID:z13eJfRi0
にこっちは、人1倍努力した。
夢を追いかけて走り続けた。
23:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:40:46.32 ID:z13eJfRi0
「バックアップ?ライブの?」
「うん。ウチ、先輩に頼んでみようかなって思ってるんよ」
24:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:41:12.06 ID:z13eJfRi0
「ううん、やっぱり大丈夫よ」
「えっ」
25:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:41:40.84 ID:z13eJfRi0
「それに今は、仲間がいる。あなただって応援してくれている。今の私に、怖い物なんてないわ」
「……」
26:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:42:31.45 ID:z13eJfRi0
にこっちたちは、積極的にライブを開いた。
たくさん歌った。
27:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:43:24.21 ID:z13eJfRi0
けれどそんな日々は、思ったほど長く続かなかった。
28:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:44:14.31 ID:z13eJfRi0
「そっか、良かった……。それでにこっち、次のライブの日程のことを聞きたいんやけど――」
29:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:44:49.13 ID:z13eJfRi0
彼女が嘘を言っているという可能性が、即座に頭を過った。
同時に『なぜそんな嘘を?』という疑問が浮かんだ。
その答えは無意識に後を追いかけ出したウチには見当もつかない。
でも今は、そんなことに気を取られていられる状況じゃなかった。
30:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:45:25.72 ID:z13eJfRi0
部室から、どんどん上の階へ。
至るところをウチは探した。
走り回って、探し回って。
最後に残ったのは、屋上だった。
31:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:45:56.41 ID:z13eJfRi0
「私は下なんか向かない。夢を叶えるために上を向いていく」
32:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:47:06.65 ID:z13eJfRi0
「アイドルに興味のない人に私がかけられる言葉なんて何もないわ。お願い、今は1人にさせて」
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