過去ログ - 神谷奈緒「サプライズ?」北条加蓮「サプライズ!」
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8: ◆Rin.ODRFYM[saga]
2016/08/10(水) 00:05:36.49 ID:itJi5WEx0

そうと決まれば! というわけでアタシ達はまっすぐケーキ屋を目指す。

それほど大きいショッピングモールでもないので、目当ての店へはすぐに着いた。

「何系がいいかなー」

「え? やっぱり凛だしアレだろ?」

「「チョコ!」」

「あはは。だよね」

「あー見えて凛の趣味って可愛いよな。チョコってさ」

「ふふ、そうだね。奈緒がそう言ってたよって凛に伝えとくね」

「ちょ、っと待て。またいじられるだろ!」

「それが面白いのに」

ちょっと聞き捨てならないけど、まぁいいか。いつものことだし。
そう思ってアタシは「で、どれにするんだ?」とショーウィンドウに並ぶケーキを指す。

「んー。全部美味しそうで迷っちゃうね」

「そうだなー、チョコ系って言ってもいっぱいあるもんなー」

「じゃあ、聞いてみよっか」

加蓮はそう言うや否や「すみませーん」と、店員さんを呼ぶ。

店員さんの「お決まりですか?」というセリフと同時に加蓮は猫をかぶった。

「友達の誕生日用にケーキを選んでるんですけど…いっぱいあって迷っちゃってぇ」

女優だなー。アタシにはとてもできそうもない。

「お友達の好みなどは…?」

「んー。チョコが好きな子でー…凛、っていうんですけど」

加蓮が言いながら伊達メガネを外してウィンクをすると店員さんも流石に気付いたようで
目を真ん丸にして口をぱくぱくとさせていた。
もう、だめだ。
笑いをこらえるので精いっぱい。

「…何かご希望が? 可能な限りお応えしますよ」

店員さんも店員さんで、商魂逞しい。
これをビジネスチャンスと見て目の色を変えた。
それを受けて加蓮は調子を崩さずに、スマートフォンの画面を店員さんに見せた。

「このドレスを模した砂糖菓子って、できますか?」

「ちなみにお誕生日は…?」

「1週間後です」

「間に合わせましょう」

「じゃあ、それで! 1週間後取りに来まーす」

こうして、交渉は成立。
名前と電話番号を書いて、予約も完璧。

アイドルってすげー、と他人事のように思ってしまった。



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