3:名無しNIPPER[saga]
2016/08/10(水) 00:06:08.53 ID:ib/jJrbK0
「凛ちゃんは普段お料理やお菓子作りをしますか?」
「いや、あんまり……足引っ張らないように努力するよ」
「そんなに気負わなくて大丈夫ですよ。私もお料理はできてもお菓子作りはそんなに得意じゃないので、2人で一緒に作りましょう!」
4:名無しNIPPER[saga]
2016/08/10(水) 00:07:23.11 ID:ib/jJrbK0
………
……
…
それから、私は凛ちゃんにボウルを渡す。
5:名無しNIPPER[saga]
2016/08/10(水) 00:08:33.46 ID:ib/jJrbK0
オーブンから焼き上がったスポンジ生地を取り出して、 一緒にクリームを塗っていく。
「普段はこういうことしないから、手際よく進める響子が頼もしく思えるよ」
「料理もお菓子も、作るときは共通の大切なことがあるんです」
6:名無しNIPPER[saga]
2016/08/10(水) 00:09:33.76 ID:ib/jJrbK0
女子寮のラウンジから、賑やかな声が聞こえてくる。
今ごろみんなで会場の飾り付けをしてるのかな。
誕生日の当人がケーキを作るのはおかしいかも知れないけど、それでも。
7:名無しNIPPER[saga]
2016/08/10(水) 00:11:01.47 ID:ib/jJrbK0
仕上げにいちごを乗せていって、しばらくしたら、いちごの入ったボウルの上でお互いの手が止まる。
いちごは残すところ、あと1個。
「一緒に乗せましょうか」
8:名無しNIPPER[saga]
2016/08/10(水) 00:11:51.79 ID:ib/jJrbK0
「響子、誕生日おめでとう」
「ふふ、凛ちゃんも誕生日おめでとう」
9:名無しNIPPER[saga]
2016/08/10(水) 00:13:40.65 ID:ib/jJrbK0
短いですが以上です。誕生日おめでとう。
ここまで読んでくださった方に、バースデーケーキを。
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