2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/12(金) 21:03:06.44 ID:JbY+fsb0O
ありす「いいですか、だからまず始めに私が桃華さんを論破します。完全に論破します。一部の隙もなく論破してみせます。そうしたら、桃華さんは紅茶を一口啜った後に『やれやれ、ありすさんには敵いませんわ。降参です。紅茶を飲みながら紅茶んですわね』と言って下さい。これで掴みはバッチリです。最高のオープニングです。完璧です。私、何か間違ってますか? いいえ、そんなはずありません。橘ですから。という訳で」
桃華「ぽこん」
ありす「いたっ! な、何をするんですか。可愛いらしい擬音で誤魔化してますけど、結構強めに叩きましたね?」
桃華「少々落ち着いて下さいまし、ありすさん。仰ってる事が何一つ全く理解出来ませんわ。 えっ? 何ですの? 紅茶ん?」
ありす「はい。降参と紅茶を掛けた非常にユーモア溢れる言葉遊びです。後、橘です」
桃華「遊びというか、悪ふざけですわ。しかもありすさん、それを私が言いますの?」
ありす「はい、そうです。紅茶ネタと言ったら桃華さんじゃないですか。後、橘です」
桃華「ありすさんは私の事間違いなくお嫌いですわね?」
ありす「そんな事ありません。これは前フリです」
桃華「と仰いますと?」
ありす「プランBとして、私が完膚なきまでの論破を披露した後に、桃華さんが『やれやれ、橘さんの前では私の立場ない事この上ないですわ』という、こちらも非常にハイセンスな台詞を用意しています。なので、冒頭から私の事を『橘』と呼んでもらえると、不自然さを感じさせずこの流れに持っていけるのです。なのでありす呼びはいけません。いただけません。しかしながら、得てして決して桃華さんを嫌いという訳ではないのです。はっ! 意図せず論破してしまいました。おめでとうございますありがとうございます、そうです私がクール?タチバナです。よろしくどうぞ」
桃華「………………」
ありす「あれ? 少し分かりづらかったですか? 橘と立場ないを掛けた……」
桃華「違います違いますわ。それが分からなくて沈黙していた訳ではありませんの。私は今から、このテンションのありすさんと番組進行をしないといけないという事実に戦慄していましたの」
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