過去ログ - 女「私、男さんのことが好きになってしまいました」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/08/13(土) 02:15:29.80 ID:rW8ugzaxo
男「う〜、さみぃ〜」

女「……」

男「おはよ、女ちゃん。今日も寒いね」

女「はい、そうですね」

男「こうやってストーブの前にいると、あったかくてここから離れたくなくなる、というか」

女「はい、そう思います」

男「ね。……あ〜じんわりあったかくなってきた」

女「……あの、男さん」

男「ん、なに?」

女「私、男さんのことが好きになってしまいました」

男「え?」

女「どうすればいいですか?」

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2:名無しNIPPER[saga]
2016/08/13(土) 02:18:28.64 ID:rW8ugzaxo
男「えっと……どうすればって」

女「……」

男「んーと、そのまま好きでいてくれたら嬉しいかな。うん」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/08/13(土) 03:09:56.92 ID:rW8ugzaxo
◆◆◆

女「男さん」

男「ん、何?」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/08/13(土) 03:20:07.26 ID:rW8ugzaxo
◆◆◆

女「一緒に帰るのは、初めてですね」

男「うん。というか、まともに話したのも今日が初めてじゃない?」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/08/13(土) 04:11:38.61 ID:rW8ugzaxo
男「女ちゃんってあんまり表情変わらないね」

女「自分の顔を見たことがないので、よくわかりません」

男「鏡で見たこと、あるでしょ」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/08/13(土) 04:12:24.03 ID:rW8ugzaxo
女「男さん」

男「なに?」

女「私は、男さんのことが好きになりました」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/08/13(土) 06:16:07.09 ID:rW8ugzaxo
彼女は頷いた。静かに頷くと同時に、止まっていた歩を再び進めた。

女「明日も一緒に帰っていただけますか?」

男「うん。全然いいよ」
以下略



8:1[saga]
2016/08/13(土) 06:16:54.86 ID:rW8ugzaxo
夏真っ盛りに、冬のお話を書き始めました。

いつ終わるかわかりませんが、とりあえずお付き合いください。

それでは。


9:名無しNIPPER[sage]
2016/08/13(土) 13:11:59.99 ID:lVzt4Xte0
期待


10:名無しNIPPER[sage]
2016/08/13(土) 13:38:03.34 ID:LoYHO65BO
良いじゃないか


11:名無しNIPPER[sage]
2016/08/13(土) 15:50:21.75 ID:fqbGXiyQo
良いぞ...良いぞ...


12:名無しNIPPER[sage]
2016/08/13(土) 17:21:32.57 ID:3NNH2aRbO
期待


13:名無しNIPPER[saga]
2016/08/17(水) 15:44:32.32 ID:XJpPMgIPo
彼女は真面目な性格をした女の子。とにもかくにも、僕にとってはそのイメージ以外ない。

そもそも、この日、僕と彼女は本当に初めてまともに話をした。

そんな娘から、「好きになっちゃいました」なんて聞くとは。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/08/17(水) 15:46:13.14 ID:XJpPMgIPo
◆◆◆

女「おはようございます」

男「あれ、女さん」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/08/17(水) 15:48:34.84 ID:XJpPMgIPo
男「確かに、いつも僕より先に学校にいるもんね」

女「はい。今日は男さんを待っていたんです」

男「そ、そっか。じゃあ一緒に行く?」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/08/17(水) 15:49:58.14 ID:XJpPMgIPo
昨日とはうってかわって、彼女はまったく喋らない。

男「……」

女「……」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/08/17(水) 15:50:41.19 ID:XJpPMgIPo
男「ぼ、僕のこと……? な、何のこと?」

恐る恐る、聞いてみる。

女「あの、さっきのことなんですけれど」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/08/17(水) 15:52:43.07 ID:XJpPMgIPo
女「どういう表現が正しいのでしょう。『先を越された』でしょうか」

男「えっと、それでずっと考え事してたの?」

女「はい。私は男さんと一緒に学校に行きたかったので、お誘いしようと思っていたのです」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/08/17(水) 15:55:32.13 ID:XJpPMgIPo
男「そ、そういうこと……かな?」

女「なるほど」

うんうんと頷き、近づけた顔を元に戻した。
以下略



20:1[saga]
2016/08/17(水) 15:56:05.38 ID:XJpPMgIPo
今回分でした。

ではまた。


21:名無しNIPPER[sage]
2016/08/17(水) 16:27:47.81 ID:/v5+zLkjO
おつおつ


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