23:名無しNIPPER[saga]
2016/08/13(土) 19:26:28.48 ID:QiE8claCo
間髪入れず対戦相手は呪文を唱え始めた。
今、自分にある流れを逃したくないのだろう。
普通ならば俺も呪文を唱えるところだが、俺はここであえて自分の手から剣を離し、
それを相手めがけて蹴り飛ばした。
虚を突かれた相手は呪文詠唱を中断し、俺が蹴り飛ばした剣を弾き飛ばす。
――が、これこそが俺の狙いだった。
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