過去ログ - 小日向美穂「Shabon love」
1- 20
3:名無しNIPPER[saga]
2016/08/15(月) 10:22:03.48 ID:x4B9mMvI0
数日前のこと。私は美嘉ちゃんとご飯を食べていた。美嘉ちゃんとは『Shabon song』を一緒に歌ったのをきっかけに仲良くなった。仲良くなる前は見た目で怖い人なのかな…とか思ってたこともあったけど全然そんなことはなくて。むしろレッスンで戸惑ってる私にアドバイスしてくれたり、ファッションのこととか教えてくれたり…とっても優しい女の子だった。そんな美嘉ちゃんとファミレスで食事をしながら私は思い切ってある相談をしようとしていた。
「あの…美嘉ちゃん」
「ん?どうしたの?」
やっぱりやめようかな…ううん、でもっ…!そんな風に悩んでいると美嘉ちゃんがにっこり笑って、
「もしかしてプロデューサーのこと?」
「そうなの…私プロデューサーさんのことが好…えぇっ!?何でわかったの!?」
ズバリ考えていたことを当てられてしまった…。美嘉ちゃんはもしかしてサイキックパワーを…?
「カンだよ、カン★美穂ちゃんいつか話してくれるかなーって思ってたんだ」
「え?」
「だって美穂ちゃん、プロデューサーと話す時雰囲気違うって言うかさー、もしかしたら、って思ってたんだよね★」
そ、そんな…努めて表に出ないように振る舞っていたのに…。
「うぅ…恥ずかしい…」
「まあ、プロデューサーが気づいてるかどうかわからないけどね。結構アタシたちのことよく見てくれてるから気づいてるかも」
「ほ、ほんとに!?」
一瞬心臓が飛び跳ねたけど、気付いてほしいのか気付いてほしくないのか自分でもよくわからなかった。
「…でもやっぱり、アイドル、だもんね…」
「…まあ、ね」
そう、普通の関係であれば気付いてほしいに決まっているのだ。でもそれがよくわからなくなってしまっている原因はアイドル。私の憧れた職業、私の今の職業。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
13Res/11.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice