過去ログ - 恭介「理樹のベッドの下が鈴の写真だらけだった……」
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15:名無しNIPPER[saga]
2016/08/16(火) 21:48:26.73 ID:E8V/B7Ay0
恭介「な、何故理樹の部屋に来た……」

鈴「理樹に呼ばれたからな。それよりなんだこの写真は?」

恭介「ち、違うんだ鈴!これは俺たちが撮ったものではない!確かに一枚くらいは欲しいがそこまで妹に飢えているわけではない!」

鈴「………そーなのか?」

恭介(チラリと理樹に頭を向ける鈴。髪が逆立っていた)

理樹「うん。本当だよ」

鈴「じゃあ誰が?」

恭介「それが分からないんだ……何故か理樹のベッドの下にあった。きっとお前を狙うストーカーか何かだろう。だが安心しろ鈴。きっと俺が捕まえてみせ……!」

プルルルル…プルルルル…

恭介「おっと電話だ」

恭介(相手は真人だった)

真人『おー恭介。夜にすまねえな』

恭介「真人……」

恭介(そうだ。一応真人にも病院から帰ってきたら話さなくちゃな……)

真人『なあ恭介……もう理樹は寝てるか?』

恭介「いや、まだ起きてるぜ」

真人『そっか。ならさ、理樹にサプライズプレゼントがあるんだ』

恭介「サプライズプレゼント?」

真人『ああ。本当は退院してから渡そうと思ったんだがそろそろバレちまうかもしれねえしその前にと思ってよ!』

恭介「なんだそれは。今から俺が渡せって?」

真人『おう!あいつ鈴のこと好きだろ?だから俺が西園にカメラ借りて鈴の写真をいっぱい集めたんだっ!』

恭介「あーー……つまりそれって…」

真人『場所なんだが、実は理樹のベッドの下に…』

ピッ

恭介「…………………………」

恭介(思わず途中で切ってしまった。なんだかとてもアホらしくなった)

理樹「ど、どうしたの恭介?」

恭介「すまん。ちょっと今から病院行ってくるわ。真人に言うことがある」

理樹「今から!?」

恭介(今日は長い夜になるだろう。だが、それには散々振り回した真人にも付き合ってもらうつもりだ。奴め……)

恭介「ブツブツ……」

バタンッ

シーン……

理樹「で、出て行っちゃった………好都合だけど」

鈴「そう言えば理樹。なんでこんな遅くに呼び出したんだ?」

理樹「ん?ああ、それはね……」

理樹「鈴。今日は何回、僕以外の男子と喋った?」








終わり


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