過去ログ - 響「ウラジオストクのヴェールヌイ」第10話〜最終話
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407
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◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:29:28.20 ID:Pkz6ZCheo
カリーニン『命綱だ! お前の錨を私にくくって、そのまま潜航しろ!』
カリーニン『お前がヴェールヌイを確保したら、海上の全員で鎖を引っ張り上げる!』
モロトヴェッツ『! そうか……分かったわ、これを――』
以下略
408
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:30:20.79 ID:Pkz6ZCheo
雷「ねえっ、みんなどうしたの!? 早くしないと、響がっ……!」
電「ラーザリさん! みなさん何を――」
トビリシ『…………』
以下略
409
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:30:52.41 ID:Pkz6ZCheo
―海中―
響(……油断した……)
以下略
410
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:31:47.96 ID:Pkz6ZCheo
響(…………)
響(……悠長なことは……言ってられないか……)
以下略
411
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:32:14.04 ID:Pkz6ZCheo
脇下に備え付けた魚雷発射管を、気付かれないようにゆっくり動かす。
棲姫の位置は、私の真下。この距離なら、よほどのことがなければ外さないだろう。
魚雷の爆発が、確実に棲姫を粉々にするはずだ。
以下略
412
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:33:05.25 ID:Pkz6ZCheo
『ヴェールヌイ―――ッ!』
以下略
413
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:33:52.75 ID:Pkz6ZCheo
モロトヴェッツ『手を……手を伸ばして、ヴェールヌイ! お願い!』
潜水棲姫『……あ、ぁ……じゃま……じゃまを……!』
響(――! まずい……モロトヴェッツも狙われる……!)
以下略
414
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:34:43.53 ID:Pkz6ZCheo
閉じかけたまぶたの裏に、みんなの姿が代わる代わる映っている。
以下略
415
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:35:35.38 ID:Pkz6ZCheo
みんな、私が沈んだから、悲しむかな。
私と同じように……姉妹や友達がいなくなるのを、心から悲しいと思うかな。
このままで、ほんとうにいいんだろうか。
以下略
416
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:36:22.20 ID:Pkz6ZCheo
―海上―
ラーザリ「――! よし、引き上げだっ、ライデン!」グッ
以下略
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