過去ログ - 響「ウラジオストクのヴェールヌイ」第10話〜最終話
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◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:32:14.04 ID:Pkz6ZCheo
脇下に備え付けた魚雷発射管を、気付かれないようにゆっくり動かす。
棲姫の位置は、私の真下。この距離なら、よほどのことがなければ外さないだろう。
魚雷の爆発が、確実に棲姫を粉々にするはずだ。
以下略
412
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:33:05.25 ID:Pkz6ZCheo
『ヴェールヌイ―――ッ!』
以下略
413
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:33:52.75 ID:Pkz6ZCheo
モロトヴェッツ『手を……手を伸ばして、ヴェールヌイ! お願い!』
潜水棲姫『……あ、ぁ……じゃま……じゃまを……!』
響(――! まずい……モロトヴェッツも狙われる……!)
以下略
414
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:34:43.53 ID:Pkz6ZCheo
閉じかけたまぶたの裏に、みんなの姿が代わる代わる映っている。
以下略
415
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:35:35.38 ID:Pkz6ZCheo
みんな、私が沈んだから、悲しむかな。
私と同じように……姉妹や友達がいなくなるのを、心から悲しいと思うかな。
このままで、ほんとうにいいんだろうか。
以下略
416
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:36:22.20 ID:Pkz6ZCheo
―海上―
ラーザリ「――! よし、引き上げだっ、ライデン!」グッ
以下略
417
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◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:36:56.81 ID:Pkz6ZCheo
―海中―
響「……ぐ……ごぼっ……!」グググ
以下略
418
:
◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:37:26.42 ID:Pkz6ZCheo
潜水棲姫「…………」
潜水棲姫「……ふ、ふ……」
以下略
419
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◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:38:03.26 ID:Pkz6ZCheo
―海上―
響「ぷはっ……!」バシャッ
以下略
420
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◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:38:41.57 ID:Pkz6ZCheo
暁「響ぃ―――っ!!」ザザザ
響「! あかつ……」ギュムッ
暁「ばかっ! ゆ、油断しちゃだめだって、いつも言ってるくせに……!」ギューッ
以下略
421
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◆hc5Hlyk12iWK
[saga]
2016/12/31(土) 01:39:36.15 ID:Pkz6ZCheo
ああ、やっと分かった。
孤独が仕方ないなんて、嘘だ。
以下略
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