過去ログ - 響「ウラジオストクのヴェールヌイ」第10話〜最終話
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442: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2017/01/07(土) 16:50:02.47 ID:WSRy7udKo
―2015年 7月下旬某日 早朝―

―ウラジオストク基地 談話室―


響「…………」パチッ


   目が覚めた。
   窓の外から、柔らかい光が差し込んでいる。


響「…………」ゴソゴソ

響「……ふぁ……」ムクッ


   身体にかけられた毛布を取って、あくびをしながら起き上がる。
   自分がソファーに寝ていたのが分かった。
   部屋には、トマトや出汁、そしてお酒の匂いが充満している。


響「…………」

響「ああ、そうだった……」


   頭のもやが取れはじめ、だんだんと今の状況が飲みこめてくる。
   私たちの帰国を翌日に控えて、ロシアのみんながお別れのパーティを開いてくれたんだ。
 




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