過去ログ - [このすば!]この素晴らしいパーティーに10年後の彼らを!
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122:名無しNIPPER[saga]
2016/11/21(月) 01:54:19.16 ID:YK4smK170

2人が立ち塞がる。
アクアなら倒しても構わないがアイリスは倒せない……あらゆる意味で。

立ち往生していると、めぐみんとクリスも追ってきた。
くそ!どうしたら……

「フハハハハ!これは面白いことになってるな!どれ、小僧よ!見通す悪魔、バニルが貴様を助けてやらんことも無いぞ」

この声は!

燕尾服の仮面の男がアイリスとアクアの後方に見えた。
その男は手に何かを持っていて、それをこちらに投げてよこした。

アクアとアイリスの頭上を通って俺の足元に落ちてきたそれは。

「10年砲!?おいバニル!これでどうしろって……」

「とべばよかろう。10年後の貴様が助けてくろうて。なに礼はいらんよ。吾輩も時間の概念には興味があってな。主に10年後の吾輩がどうなっているのか知りたいだけなのだが……自分の未来を見通すのは……?ほほう、これはたくさんの悪感情!とくにそこの銀髪……?貴様何者だ……?」

あっ!本物の女神と悪魔が出会ってしまったぞ……

だがこの状況をどうにかするには、というか逃げるには。

「これしかないよな!ちくしょう!どうにかして収束つけてくれ!頼む未来の俺!」

俺はすばやく10年砲を拾い上げ、引き金に指をかける

「さ、させませんよ!アクアー!」

「封ーー 」

「ダメですアクア先輩!もし時空移動の途中で封印の効果がでたら使用者がどうなってしまうか分かりません!!」

「あっ!それもそうねって……え?クリス?先輩……?」

あっなんて言いながら引き金引くんだっけ

「お兄ちゃん!」

「アイリス!あなたはいい加減にー」

「ま、待て!街のみんなに私の性癖を教えて回る事はどうなるーー」

「フハハハハ!これは驚いた!吾輩がもってして見通せないーー」

「ぼっち……」

よし!

「もう怒っちゃったもんねー!」

俺は、戻ったらどうにかなっててくれと祈りながら、引き金を引いた!

(か、カズマさん……私、本気にしていいんですか……?も、もうーーー!!!)

「クリス、先輩って?あ、あなたもしかして……」

「あっいやっ!それは!!」

「もう……日に何度もやめてくれよ……で?まだ俺の好きな人を聞きたいわけ?」

おわり!



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