2:名無しNIPPER
2016/08/17(水) 02:14:02.62 ID:k6oCJzTP0
いつもより騒がしい、平日末の居酒屋。
楓さんが、仕切られた座敷の中でグラスを傾けながら呟いた。
からん、と氷のぶつかる音がする。
「好き」。しばらく触れたことのない感情に、胸が詰まる。
手で掴んでいる自分のグラスが、汗をかいている。
心の中を、整理しよう。
そのグラスを持ち上げ、ごくり。
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