6:名無しNIPPER
2016/08/17(水) 02:17:47.49 ID:k6oCJzTP0
今日は趣向を変えて、小洒落たバーに寄ってみた。
暖かい色の照明。
人は少なく、クラシックの音が響いている。
楓さんを、見つめている。
口元にワインを運ぶと、甘みが広がっていく。
喉の奥で飲み込んでから、答えた。
「初恋は、幼稚園の年長でしたね」
「1つ年下の子でした。仲が良くて、相思相愛だったような」
顳かみを指で支えて、テーブルの端に目線を移した。
見ていなくても、楓さんが笑っているのが分かる。
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