115:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 21:32:41.93 ID:D33bbYIF0
ねえちゃんの家を知らないけど、家出をしてこの近くまで来ている、従姉妹。
道がわからないので、高校までの道のりを教えて欲しい、と、麦わら帽子の女の子。
「……俺、さっき見たかも」
116:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 21:36:04.74 ID:D33bbYIF0
学校には、夏休みだというのに、思ったよりもたくさんの人がいた。
イチに麦わら帽子の女の子の服装を簡単に教えて、校門で別れる。
まず、グラウンドでイケメン君。
117:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 21:37:32.37 ID:D33bbYIF0
他に知り合いがいないか考えて、自分の友達の少なさに愕然とする。
ほとんど同級生の知り合いなんていないな。
先輩や後輩なら、まだ……
118:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 21:41:13.42 ID:D33bbYIF0
「緊急事態」
ねえちゃんは口を開いた。
119:名無しNIPPER
2016/08/20(土) 21:44:28.52 ID:D33bbYIF0
「なんでウチの駅で降りたの? もう何駅かいけば、街中に出るのに……」
確かに、ここから電車で一時間ちょっと揺られれば、地方都市の街中に出る。
そこまで行けば、高い建物もあるし、歩き回っても畑なんて見当たらない。
120:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 21:52:03.06 ID:D33bbYIF0
他のサッカー部と同じように、ランニングをしてきたのか、少し汗をかいている。
……の、少し離れた後ろに、女の子が一人。
121:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 21:54:43.97 ID:D33bbYIF0
ねえちゃんはぐりぐりと麦わら帽子を撫でた。
その後、ねえちゃんは、女の子の親に連絡を入れて、家へと帰った。
とりあえずは見つかってよかった。
122:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 21:57:45.31 ID:D33bbYIF0
肩まで伸びた髪をなびかせながら、こちらに歩み寄ってくる。
……あれ? どうしてこなたは見つかったことを知ってるんだろう?
さっきあの場にいたっけ?
123:名無しNIPPER
2016/08/20(土) 21:59:26.70 ID:D33bbYIF0
こなたと話していると、ずいぶん古い友人と話しているような気分になる。俺、いつからこなたと知り合いなんだっけ。
出会ったときのことは覚えているけど、どういう状況だっだか、細かく聞かれると、ふわふわとしていることに気付く。
「では、またいつかー」
124:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:02:41.12 ID:D33bbYIF0
夕方頃、夕飯の用意をしていないことに気づく。
リビングのテレビは、主婦向けの通販番組を垂れ流していた。ウォーターサーバー。
なんとこれ、冷水、熱湯に加えて、常温のお水も出るんですよ! と男性が紹介している。
それなら水道水でいいじゃん。
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