130:名無しNIPPER[saga]
2016/08/21(日) 20:10:31.43 ID:Rgdwxjz5O
公園に着いたのは、早めに出たにもかかわらず、昨日と同じ時間だった。
イチと出会う。
「この人もお嫁さん候補?」
そんな言い方するんじゃありません。
「なんの話?」
「この子と結婚について話してた」
「まじか」
ムギちゃんはクスクスと笑っていた。
三人で並んで、少し小さめの音で流れるラジオの声に合わせて体を動かす。
ムギちゃんのタンクトップからチラチラ袖の中が見えて、気まずかった。
……小学生だからね?
体操が終わると、三人でジュースを買って、ベンチでセミの声を聞いていた。
「どっか行きたいです!」
ジュースを飲み終わったムギちゃんが、ベンチから元気よく立ち上がる。
この辺りで、こんな朝早くから遊べる場所なんてあるだろうか。
ゲームセンターとか、昼前にならないと入れないし。
「……駄菓子屋、とか」
安く大量のお菓子が手に入るいいところ。
それに、今なら夏休みだし、あの人もいるかもしれない。
ムギちゃんは目を輝かせた。
それを見たイチも嬉しそうに笑う。
よし、と立ち上がる。
駄菓子に向かうことになった。
……後になって、このことが、あんなに感謝されるようになるとは、思ってもなかったけど。
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