23: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/17(水) 22:10:35.65 ID:Kv6ZLMLWo
都内 某ビジネスホテル
フロント係「困ってるんですよね。何の連絡もなしに居なくなってしまわれて…荷物とかどうしたものかと」
アッサム「彼、事故で入院してらっしゃるの。文科省の学園艦局に知らせれば処置をしてもらえると思いますわ。もちろん延
滞金の請求もね」
フロント係「ええっ!?そうなんですか…それはお気の毒に。清掃はしなくていいとおっしゃられていたのでまだ手を付けて
いないんですけど、どうぞ」
ローズヒップ「うっ、非常に男臭くてございますわ…」
アッサム「どうも。帰るときにお知らせしますわ…さて、彼がここで何をしていたのか…削減の神様と呼ばれた男が、たった
ひとりで」
ローズヒップ「わかりませんわね。官僚、それも管理職となれば高給取りですし、出張なら手当が出るでしょう?どうして好
き好んでこんな安宿に?」
アッサム「さてね、よほどの仕事人間だったのか、それとも本省には言えない後ろ暗い案件だったか…とりあえず使えそうな
ものは片っ端からコピーしちゃいましょう。あなたは写真を撮ってちょうだい」
ローズヒップ「かしこまりでございますわ!アッサム様、Say whiskey!」
アッサム「はいはい、お約束はそこまでにして現場を撮ってちょうだい」
ローズヒップ「はぁ〜い。それにしても…私たちこんなことしていてよろしいんですの?」
アッサム「ダージリンなら当分なにも言わないわよ。そういう仕組みになっているの」
ローズヒップ「それがわからないと申しているのですわ!ダージリン様が他校の生徒会長の依頼で動くなんて…あの角谷って
方は何者なんですの?」
アッサム「カミソリ杏…と呼ばれていたかは知らないけど、かなりの切れ者であることは確かね」
ローズヒップ「その切れ者がなぜあんな弱しょ…いえ、庶民的な学校の生徒会長で収まっているのでしょう?」
アッサム「さぁ…趣味なのではなくて?ほら、もうここに用は無いわ、行くわよローズヒップ」
ローズビップ「ああっ、お待ちになって下さいましでございますわ〜!」
アッサム「やれやれ…あら、ダージリンから?ふぅん、例のシステムの?…なかなか面白そうじゃない」
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