5: ◆s2tmI36vx6[sage saga]
2016/08/17(水) 22:01:56.26 ID:Kv6ZLMLWo
まほ「これか?なんでも新しい形式の戦車道競技で使われる機材の開発実験らしいんだが…円滑な動作のためにコンピュータ
ープログラムの支援を受けるそうで、その動作パターンを学習させているとか。私にはよくわからんが、基本に忠実な行動を
仕込んで欲しいとやらで手伝っているんだ」
優花里「索敵や照準だけでなく操縦そのものにOSを?なんだか未来的な発想ですね…」
まほ「操縦だけでなく装填は自動だし、照準や射撃も操縦者が行うんだ。要するに一人乗りの戦車と言うわけだな。もちろん
周囲の視界もこれに映るようになっている」コンコン
みほ「…まるでロボットみたい」
まほ「そうだな…外見からはわからないが、中身はほとんど別物と言ってもいい。しかし、これからの戦車道はこういうもの
が主流になるかもしれないぞ?」
エリカ「まさか…冗談ですよね?」
まほ「考えてもみろ、国主導でプロリーグなんてものを立ち上げようとはしているが、そのチームを組むのにいったい何人の
プロ選手が必要になるんだ?ただでさえ莫大な費用のかかる戦車道チームの運営に手を出せる企業なんてどれだけあるか…社
会人チームなら戦車道のほかに仕事をしてもらうこともできるが、競技専門のプロなんてそれこそ自衛官くらいにしか務まら
ないんじゃないか?」
優花里「えーっと、あの、では装填手ではプロになれないと…」
まほ「可能性の話だよ。それに、もしそうなったら私はプロで戦車道をやりたいとは思わないな」
みほ「どうして?」
まほ「私がやるよりもずっと信頼できる乗員に恵まれたからさ。みほや、エリカだってそうだろう?」
エリカ「はい!」
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