過去ログ - 梓「嵐の夜に」
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23:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/20(土) 23:07:09.31 ID:Ljuzcmhc0
歌えば喉が渇いて、喉が渇けば飲み物が欲しくなり、なにかを飲めばトイレに行きたくなり…
部屋の外からも止むことのない雨と風の音が聞こえてくる。勢いは弱まるどころかますます強まるようだった。

「なくなってたから補充しといた」

いがらっぽいガラガラ声で律先輩が言った。
満杯の烏龍茶が入ったコップがふたつ、テーブルに並んでいる。
トイレから戻ったばかりだというのに、わたしは烏龍茶を手に取り口につけた。つめたさがのどをうるおしていく。

歌い疲れたらしい律先輩はあおむけにソファーに寝っ転がり、ケータイをぽちぽちといじっている。



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