過去ログ - 死神「ハッピーバースデー!」ッパーン! 男「いや、命日だけど」
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6: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/08/23(火) 21:48:13.33 ID:1O1LHxZ+0
死神「特に抵抗もしないでついてきてくれるなら、少し自分の生きた世界を見てもいいと思うんだよね」

男「そっか…。じゃぁ、見てみたいものがあるんだけど、いいかな」

死神「いいよ? どこ? 音信不通であなたのことを探してる恋人のところ? それとも突然の死のお知らせをした実家? はたまた憧れの地、女湯?」

男「幽霊になって女湯を覗きたいって、アレよくいうけどあんまり思わないよね」

死神「そうなの?」

男「知らない女の人の裸をみても…。普通に女性だらけの場所で入浴してる姿なんて、第一に、そんなに色っぽいようなものでもないと思うんだ」

死神「あら、無欲―」

男「それよりいっそ身近な恋愛関係にある人の、ごくプライベートな時間をそっと見てみたい。僕とメールしてる時の彼女がどんな顔してるのかとか知りたいよね」

死神「むしろ気持ち悪かった。ストーカーなの?」

男「実行したことはないけど、夜中に急にテレビ電話をかけて映像を隠されたことならある」

死神「女の子は24時間可愛くいられない。その魔の時間を覗き見ることはできないわ」

男「その時間こそを覗きみたいのが男心。むしろそこに女の子の本性がありそう」

死神「間違いない」


死神「で、どこに行きたいの?」

男「トウキョウスカイツリーの展望室」

死神「それは生きてる間に行っとけよ」

男「行き忘れてたんだ…」




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