12: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/08/23(火) 23:32:43.73 ID:zjxhfud6O
『…ふぅ、疲れました…少し、暑いです…』
『お疲れ様、文香。トレーナーさんからも言われてるだろうけど、ストレッチは忘れるなよ』
ダンスのレッスンを終え、ゆっくりと自分達の部屋へ戻る。
そこから夢はスタートした。
有難い事に、ダンスレッスンの部分はスキップ。
どの道明日現実でやる事になるのだけれども。
『…彼方の方々は…一体、集まって何を…?』
『暑いから怪談をして涼しくなろう、ってさ。俺には理解出来ない離れ業だよ』
どうやら、プロデューサーさんはホラーが苦手らしい。
良い情報を手に入れた。
後々有効活用していかないと。
『ちょっと待っててくれるか?もう直ぐ終わるから、そしたら車で送ってくよ』
『ありがとう、ございます…では、彼方で座って本を読んでますので』
そう言って、夢の世界の私は本を開く。
まだ私の読んでいないページだから出来れば辞めて欲しいけれど、それ以上にこれから何が起きるのか心配だった。
事象を事前に知れるとは言え、対処法を考えなくてはならないのだ。
キチンと、見極めなければならない。
28Res/32.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。