過去ログ - 「バトルには勝てませんが、ですが、自分の身は自分で守ることは出来るはずです」
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3:名無しNIPPER
2016/08/24(水) 23:57:45.39 ID:Yi7BTc7N0
>>2
おい!これってYO!もう逃げられないってことじゃんか!アッアッアッアッ………アッ……とりあえず書けるだけ書いてみるだで…

地の文は面倒なのでこっからは台本形式メインでスゥゥゥ…



オーキド博士「キミ!兎に角早くこっちへ来るんじゃ!危険じゃぞ!」

シャムさん「草むらが危険ってどういう事だで」

防衛本能や危機察知力が0のシャムさんの背後に迫る影、それに気付いた博士は直ぐ様腰に付けていたボールを投げる。

オーキド博士「君はポケモンを持ってないだろう?むっ……いかん!いけ、リザード!」

リザード「リザーッ!」ボゥン!

オーキド博士「リザード!きりさく攻撃だ!」

鋭い爪の一撃でシャムさんを狙っていたアンチ、もといコラッタが地に倒れこむ。

シャムさん「おい!これってYO!ポケモンバトルって奴じゃんか!アッアッアッアッ!」

オーキド博士「(何かズレとるな…この男…)、まぁ無事でなによりじゃ。戻れリザード」

ボールのスイッチ部から赤い光線が出、リザードを戻す博士。シャムさんは足りない知能で今ようやく理解した、これはポケモンバトルなのだ!と。

シャムさん「よーし!俺もポケモンバトルやるだで!」

しかしシャムさんのてもとにはポケモンはいない。ついでに財布の中には帰る為の費用どころか、モンスターボールを買う金すらなかった。

シャムさん(こんなことならパティシエの勉強になると思って濃いリッチプリンとかイーミーアルのゼリー買いすぎなきゃ良かっただで…)

オーキド博士「何やら訳ありのようじゃの…仕方が無い、ワシの研究所に寄っていくといい」

本当は既にガイジオーラを察知していた博士であったが、人が良い性格が災いして建前でもシャムさんのこう言わざるを得なかった。

シャムさん「やったで。」


オーキド研究所 inじゃねーの!?


オーキド博士「それで…キミは何故ポケモンも持たずにあんな所におったんじゃ?」

シャムさんの拙い説明と半無限ループによる会話のせいで頭の良い博士ですらシャムさんの事情を理解するのには40分の時間を要したのである。

シャムさん「素敵な人に出会うには時間がかかるっていうだけですから。忍耐、あとは忍耐…あとは忍耐と…、あと覚悟…ですね。それさえあればいけると思います」

既に事情の話から脱線して自分の恋に関する話題へとシフトしていたシャムさんの妄言を聞き流しつつ、博士は一刻もこいつをマサラタウンから追い出した方が良いと判断した。

オーキド博士「ではこうしよう、キミにはワシからポケモンを1匹やろう。それで晴れてキミもポケモントレーナーじゃ!」

本当は一匹もやりたくなかったが必要な犠牲と割り切った博士は渋々シャムさんの前に3つのモンスターボールを用意したのだった。


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