過去ログ - 【安価】京太郎「ガンプラバトル」玄「おまかせあれ！」【その13】
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906: ◆S3BRe/LRxw[saga]
2016/09/27(火) 23:36:02.77 ID:Cy59/jrk0
>>903
です

>>904
あれ並を期待されると辛い……っ

>>894の一部書き直し

「っし！」

　ジェスタへダメージを与えた手応えに喜ぶ京太郎だったが、それも束の間。

「京太郎っ！気をつけて！」
「――っ！」

　春の警告にレーダーを見れば、キュベレイのファンネルが自分を狙っていた。

「ちぃっ！」
「ファンネルの操作に自身があるのはあなただけじゃないわよっ！」

　ゲーマルクへと迫るキュベレイのファンネル。
　ゲーマルクの機動性ではそれら全ての攻撃を回避することは難しい。

（――――思い出せ。小蒔さんや竜華さんなら……っ）

　脳裏に思い浮かべるのは今までに戦ってきた相手の動き。
　彼女らならこういうときにどう動くか。

「避けられないなら……全部撃ち落とす！」

　言うほど容易いことではない。
　だが、このゲーマルクならばそれができる。
　そう信じて京太郎はコンソールを動かす。
　ゲーマルクの全身に装備された火砲。
　それら一つ一つをオートではなく、マニュアルで照準をつけていく。

「当たれぇぇぇっ！！」

　ゲーマルクの全身から放たれる無数のビーム。
　それらがキュベレイのファンネルへと吸い込まれるように撃ち込まれ、爆発を起こす。

「――――っ！」

　無論、一度の斉射で全てを落とせるほど、霞のファンネル操作は甘くない。
　少なくない衝撃を霞に与えていたが、半分ほどは撃墜を逃れ、今度は逆にゲーマルクを狙い撃つ。

「この数ならぁっ！」

　ビームサーベルを引き抜いたゲーマルクがそれらを踊るように回避し、時にはサーベルで切り払っていく。

「そんな……！？あれだけのファンネルを全て凌いだの！」

　霞のファンネルの動きは決して悪く無い。インターハイでも上位に入る動きなのは間違いない。
　にも関わらず、京太郎はその半数を迎撃し、残った攻撃を全てかわしてみせた。
　霞だけでなく、ギャラリーたちもその動きに動揺を隠せない。

（……今の動き、まるで一番強い神様を降ろした姫様みたいですねー）
（今は味方だけど……全国ではこの京太郎と戦う……っ）

　それは今は味方の初美、春も同様だった。
　頼もしいと同時にその恐ろしさを肌で感じ取っていた。

「こんどはこっちの番だぁっ！」

　ゲーマルクの火砲は、ファンネルから本体であるキュベレイ、そしてジェスタへと向けられる。

※キュベレイのファンネル数半減のため、以後のファンネルのダメージは半減します

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