過去ログ - 【安価】京太郎「ガンプラバトル」玄「おまかせあれ！」【その13】
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961: ◆S3BRe/LRxw[saga]
2016/10/01(土) 01:42:57.86 ID:8ko2wLre0
「今までの霞ちゃんじゃないです！気をつけて！」
「え」

　初美の警告にどういう意味なのかを問いただす間もなかった。
　キュベレイの背部から広がる虹色の蝶の羽根。

「月光蝶！」

　キュベレイのバックパックから散布されるナノマシンが周囲の機体からじわじわと機体の装甲とENを侵食していく。

「長引かせるとまず――」

　京太郎が最後まで言い切ることはできなかった。
　ゲーマルクのの眼前には高速で接近したキュベレイの姿があったからだ。
　両腕のビームガン、そして肩部装備された二門のバスターランチャー。
　それらの斉射を回避できたのは、実力ではなく、偶然に近い。

「うおおおおおっ！？」

　必死に機体を宙に浮かぶ残骸の間へと滑りこませるが、キュベレイのファンネルは逃がさないと言わんばかりにそれを追ってくる。
　キュベレイ、そしてファンネルの動きのキレが先程までとは段違いだ。
　反撃する余裕すらない。

「京太郎、後ろ！」
「なぁっ！？」

　隕石を背にしていた京太郎が見たものは、その隕石を切り砕きながら迫るビームの刃。
　並のMSの全長に匹敵する長さのビームが迫る様に、必死にコンソールを操作する。
　機体を旋回させつつも、隕石に向けてビームを放つ。
　その反動と爆風で緊急離脱を図るゲーマルク。
　ハイパーサーベルの切っ先がゲーマルクの装甲を掠める。

「まだ終らないわよ！」

　続くファンネルと横薙ぎの一撃。

（――躱せない！！）

　直撃を覚悟する京太郎。

「させませんよー！！」

　そのすんでのピンチを救ったのは初美のスローネツヴァイだった。
　京太郎と霞の間に割って入る形でバスターソードを振るい、ハイパーサーベルを受け止める。
　すかさず春のデルタプラスが牽制し、霞はそれ以上深追いせずに、距離を取る。

「助かりました、初美さん！サンキュー春！」
「お礼はバトルの後にたっぷりとしてもらいますから、今は気にしないでいいですよー」
「……後払い」

　二人の言葉に何をさせる気だ、と突っ込みたい京太郎だったが、今は霞へと意識を集中させる。
　今の攻撃は本当に危ういところであった。


霞　絶一門発動　連続攻撃→京太郎　速度10
敵命中
F命中 　 機体照準 　 武器命中 命中補正 コンマ + 距離補正
213 ＋ 258 ＋ 15 ＋ 140 + 26 0
京太郎回避 　 機動 　 回避補正
311 ＋ 308 ＋ 64
敵命中 652 ＊ 1 = 652
回避 683 ＊ 1 = 683
最終命中 -31
京太郎回避

月光蝶発動　により味方機体HP-50　EN-10



キュベレイ
【HP】 2257
【EN】 90

ゲーマルク
【HP】 1762
【EN】 150
ガンダムスローネツヴァイ
【HP】 2038
【EN】 120
デルタプラス
【HP】 1709
【EN】 170


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