過去ログ - ルナ「ルナのお友達になってくれる?」八幡「や、その友達とか良くわからないんで」
↓
1-
覧
板
20
193
:
◆SqZQSXA.b2
[saga]
2017/03/21(火) 01:10:09.83 ID:qmsQDqXq0
目の前で、ぼきりと嫌な音を立てて、彼女の首が折れたのだ。
終わってしまったと、おもった。
彼女は、もうこの世界に戻ってこない。
もう、二度と話すことはない。
その事実が周りを取り囲んで、苛む。
殺した奴が憎いだとか、何を彼女は狙っていたのかとか、そういう理性的なことはどこかへ吹き飛んでしまった。
漠然とした悲しみが胸の奥から溢れて、心を溺れさせる。
呼吸をするのが、苦しい。
どうして、彼女は死んで、自分はこんなふざけた姿になってまで生きているのか。
これは、間違っているじゃないか。
俺が望んだ物語は、『自分は惜しくも死んだが、彼女は契約という縛りから解放されて、自由に生きていく』というものだったのに。
あぁ、すべてがどうでもよくて、無関心だ。
誰も、彼女を助けようとはしなかった。
彼女自身すら、それを否定したのだから当然と言えば当然。
だけど、それを受け止めることは、今の自分にはできそうもない。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
218Res/166.89 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - ルナ「ルナのお友達になってくれる?」八幡「や、その友達とか良くわからないんで」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1472143574/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice