過去ログ - 提督「傑作だなぁオイ。笑えるぜ」
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3: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:31:50.05 ID:J1uwhgey0
・・・それは散布しにいく味方機の安否を度外視している。海上の風速もわからないからうまくいくかも判断できない。これは加賀が許すはずがないし、提督も許せるはずがない。
もっと奇策を練られないか。こう単純な作戦では意味がない。看破されれば終わる作戦ではだめだ。第二、第三の作戦も平行して考えなければならない。
提督について来た五月雨が提督の顔を不安げに覗きこむ中、提督は一人考えに耽っている。
提督「・・・時間が無さすぎる」
艤装が届けばすぐに出なければならないのだから、兵器の改造とかそういう路線は全て却下するしかない。
・・・何かないか。
この状況を打破するようなそんな魔法のような作戦が。
提督「南鳥島への攻撃が不発に終わったとわかれば、第二次攻撃が水上打撃に切り替わってすぐに応援が駆けつけるのは目に見えている。俺だってそうするんだから」
時間がない、・・・どう考えても、飛行機を使うしかない。
思考回路は完全に一本道に入ってしまった。
一本道に入らされてしまった。
大損害を考慮しなければならないのか。時間がない以上飛行機で撃破を目論むしかないから、被害は推して余りある・・・。
赤城のあの顔を軽空母の連中にもさせなければならないのか。
なんとか飛行機の出番を最小にとどめたい。
ただ敵を挑発するだけでいい。
引き付けるだけでいいのだが・・・。
いくら考えても妙案は浮かばない。
五月雨「て、提督」
五月雨がくいと袖を引っ張るが、提督は気づかない。
提督「・・・」
五月雨「提督!」
提督「なに、どうした?」
五月雨がいたことにやっと気づいたみたいな顔をして、提督が呼び掛けに応えた。
五月雨「あれを使うというのはどうでしょうか」
提督「あれって?」
こっちを見上げる五月雨と目が合うが、何のことをいっているのか全くわからない。
五月雨「あれです、あれ!」
五月雨が袖をつかんでいない方の手で何かを指していたのに気づいて、提督もそちらを見る。
提督「・・・」
知らず、口の端が持ち上がった。
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