過去ログ - 提督「傑作だなぁオイ。笑えるぜ」
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42: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/09/10(土) 20:01:50.89 ID:u8X6z1g50
小投下です。次回投下は未定です・・・。
〇一三〇。太平洋上。
空母機動部隊直上を百機を超える編隊が旋回している。
そして今、加賀から最後の一機が爆音を轟かせ飛び立ち、編隊の中へ滑り込んだ。
赤城「皆さん、南鳥島をお願いします」
搭乗員B「任せちゃってくださいよ赤城さん。本当は水上打撃部隊で敵を今度こそ沈めてやろうと思ってましたけど」
搭乗員C「提督はあなたがそう思うところまで見越していたんでしょう。特攻をしないようにと」
搭乗員B「特攻なんてするわけないだろうが。俺を何だと思ってる」
搭乗員C「変態長だと思ってます」
搭乗員B「それ編隊だよな?」
搭乗員C「無駄話が過ぎます」
搭乗員B「無駄話ってお前「いいからいきましょう」
搭乗員C「時間をとりすぎては作戦に支障が出ます」
搭乗員B「まぁ、いいか・・・」
翼下に増槽を装備した各機がV字編隊を組み、南鳥島の方角へ機首を向けた。
目標地点までの誘導は編隊長が行うことになっているから、自然先頭は編隊長になる。
最後に無線で挨拶があった後、編隊は速度をあげた。
赤城と加賀、白露と時雨を除いた白露型がそれぞれ心のなかに感情を抱きながら、飛び去っていくのを眺めている。
赤城「それじゃ、引き返しましょうか」
加賀「・・・そうですね、補給をしなければいけません」
春雨「白露と時雨、大丈夫かな・・・」
村雨「心配してる暇があるならさっさと確かめにいくのがいいんじゃない?」
赤城「では」
180度転針、輪形陣、速力6kn。
月明かりと星だけが煌々と海を照らす中、赤城の凛とした号令が優しく海上に響き渡った。
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