43: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:37:36.87 ID:FC6wSZy00
書き上げたコラムにも自信が持てない。
自分が書いた文章なんて誰が読むのだろう?
44: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:38:27.61 ID:FC6wSZy00
同伴したプロデューサーにも申し訳ないことをしてしまったと感じる。
失望させてしまっただろうか
45: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:39:08.60 ID:FC6wSZy00
今、皆は自分をどんな目で見ているのか
失敗を繰り返す自分を。
46: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:40:11.98 ID:FC6wSZy00
事務所の一室
一人で取材の記者を待つ時間
47: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:41:44.06 ID:FC6wSZy00
----------------------------------------
ここは事務所の衣装室。
48: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:42:43.78 ID:FC6wSZy00
「う、うぅ……」
そうこうしているうちに目を覚ましたようだ。
49: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:43:51.47 ID:FC6wSZy00
「電気、つけてもいいかしら……?」
「あ、は、はいぃ……」
50: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:44:25.15 ID:FC6wSZy00
「もう夜の7時ですよ? 乃々ちゃんは寝ぼすけさんですねぇ」
「え……?」
51: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:45:10.89 ID:FC6wSZy00
「あ、あの……、まゆさん……」
「どうかしましたか?」
52: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:45:47.77 ID:FC6wSZy00
「乃々ちゃんはいつも、苦しそう」
「……」
53: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:46:25.62 ID:FC6wSZy00
佐久間まゆは考えていた。
失敗したいと思う人間はいない。
84Res/39.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。