67: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:59:10.89 ID:FC6wSZy00
今までに聞いたことのないような、意志のこもった声。
68: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 01:00:22.52 ID:FC6wSZy00
いったい、どれだけの勇気を振り絞ったのだろう。
誰かの目を見ることを、ずっと、ずっと避けてきたはずの乃々が
69: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 01:01:02.14 ID:FC6wSZy00
「い、いつも……、ありがとうございます……。そ、その……、ライブ、がんばりましょう……!」
70: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 01:01:30.66 ID:FC6wSZy00
エピローグ
71: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 01:02:31.71 ID:FC6wSZy00
思えば、こんなに良くしてくれるまゆに、面と向かって感謝の1つも言っていないなんて、なんと不誠実なのだろう。
……いや、そもそも"面と向かって"という行為すらも、最後に経験したのは遠い記憶の彼方だ。
72: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 01:03:15.82 ID:FC6wSZy00
だが、"目を見て話そう"と、考えただけで、心臓が動きを速める。
せっかくのライブなのに。
73: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 01:03:47.48 ID:FC6wSZy00
ついにリハーサルの時間が来てしまった。
明らかに様子がおかしいであろう自分に、まゆは小言の1つも漏らさなかった。
74: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 01:04:18.24 ID:FC6wSZy00
一瞬
まゆが、不安そうな顔をしているように見えた
75: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 01:04:52.49 ID:FC6wSZy00
振り返ったまゆには一瞬、驚きの色が浮かんだが、またすぐに、いつもの「佐久間まゆ」の目に戻っていた。
ようやく見れた。あなたの瞳を。
76: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 01:05:23.59 ID:FC6wSZy00
森久保、誕生日おめでとう!
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